娘をよろしく頼みます。
2019年 04月 13日
娘の門出の日。
9: 00 30年前の自分の嫁ぐ朝の事を思い出した。あの時と同じ駅から電車に乗る自分。
12:10 気が早いけど私はもうとっくに会場近くのホテルでスタンバイ。会場近くに住む娘はまだ自宅とのこと。あー。落ち着かない。
13時 ヘアメイク着付け開始。この日のために伸ばした髪。アップにして黒留袖。隣には新郎のお母様。
15:00 控え室。またまた落ち着かない。動き回りようにも着物は窮屈なことこの上ない。
15:20 チャペルへ。母親がヴェールを下ろす役。む、むずかしい。
15:30親族紹介。
16時 挙式開始。とにかく私はホステス役に徹しようと、ずっと起立。緊張と落ち着かなさと。
17:00 披露宴開始。お客様に失礼のないように気を配り、おもてなしを心がけながらも時々娘を見る。愛しい。
高校大学社会生活での娘がお世話になった友人や上司の方々に夫と2人でお酌しながらその時代の娘のあれこれの思い出が私にも一瞬蘇る。
バンドでボーカルしてたこと、文化祭でミュージカルやっていた娘。なつかしいな。
留学して心配でヤキモキしていたこともあったったっけ。
就職1年目の秋、水疱瘡にかかり、心配したなあ。
20:00過ぎ フィナーレ。
娘の手紙や、誕生時と同じ重さのテディベアを、渡され。これで泣かないわけがない。でも、昭和の人間の私は、ぐっと泣くのをこらえた。笑顔笑顔と。もう大変。
感慨に浸り泣けてきたのは翌日の今日だったなぁ。
1日中ずっと、昨日のあれやこれやを思い出してしまっていた。
人生で子どもを授かれたことに感謝した。
この気持ちを書き残さないと。きっともう明日の朝起きた瞬間からいつものたたかいが始まるからね。
亡きじいじに見せたかったな。体調今ひとつで前日ぎりぎりに参加を断念した母にもリアルタイムで見せたかったな。でも、今は良い時代。DVDがある。
娘よ。たくさんの感動をありがとうございます。
Rくん、どうか娘をよろしく頼みます。
by nanaco-bookworm
| 2019-04-13 09:21
| 家族
|
Trackback
|
Comments(0)