備忘録 カラヴァッジョの秘密読了
2018年 02月 04日
夕方恵方巻きを南南東を見ながら無言で食べる。夜、夫と仕事関係の話をする。夜中、豆まき。小さな声で鬼は外福は内。新しい季節の始まり。良い1年となりますように。
読書ようやく完了。出口治明氏オススメの「カルヴァッジョの秘密」
1ヶ月以上かかった。やたら長い名前がたくさん出てきて覚えきれなかった。
なのに、なぜ私は最後まで読んだのかなあ。わからない。なぜだかわからない。読まないと気が済まない。ただの意地っ張りか。
1600年頃の画家カラヴァッジョの性格は不安定で波乱万丈の人生。殺人という罪を犯しているのに絵は高い評価を得て残り続ける。そこにはどうも納得がいかない。だけど、秘密も多い彼だから、もしかしたら冤罪かもしれない。本当のところは本人しか知らないだろうに裁く私は傲慢?
この本にはカラヴァッジョの絵の逸話1つ1つが丁寧に描かれている。
「狂う人」を呼んだ時もそうだが、実在の人物の記録はやはりおもしろい。読みづらいけどつまらなくはなかった。読み応えあります。
直接役には立たない知識を得る楽しさ、贅沢さを味わえる本でした。
by nanaco-bookworm
| 2018-02-04 00:03
| 読書
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