人気ブログランキング | 話題のタグを見る

8.30で感じたことなど。

8.30で感じたことなど。_a0060612_20554886.jpg
8.30で感じたことなど。_a0060612_20551233.jpg
8月29日・・・奉仕作業。草取りは大変だけど,気持ちが良い。雨の翌日なので抜きやすいことと言ったら!!休日ではあったけれど、その午後は、ひたすら文書を作る仕事をした。宿題が少しだけ進んだ。ゴールの1割程度。

8月30日・・・終えてない夏の宿題を気にしながらも、「行かずにいられるか!」との強い思いが勝ち、
都内へ。

知人が恵比須近くに住んでいるのと
自分が恵比須が好きなのとで,
まずは恵比須に行っておしゃれな街の風に吹かれてみました。


これから向かう先の重さとのバランスを無意識に求めていたように思います。

ウエスティンホテルまで歩いて行ってみたらちょうどその時結婚式の新郎新婦が馬車!から降りてきました。お姫様のようです。
私もこんな演出で式をしてみたかった。

昔はそれこそゴンドラとかドライアイスとかの演出はあったようだけれど。

私はそんなの恥ずかしくていやなのでやらなかった。
だからまあ万が一今の時代に私が若かったとしても
案外、馬車は嫌だと思うのかも知れません。

でも

通りすがりのシニアの私としては娘の将来の姿と重ねてほほえましく、
そして祝福する気持ちしかありませんでした。

でも、こんな風に都会の風に吹かれるのを楽しめるのも平和があってこそ。



いよいよ国会へ向かいました。


実は国会議事堂前駅よりも霞ヶ関で降りた方が国会正門前に近いことを
事前に知ったので、霞ヶ関で降りました。


そして、
まずトイレに行くことにしました。
これから長い時間、立つ覚悟でいたし、トイレにも思うように行けないと予想してのです。

ところがトイレには長蛇の列。30人ぐらいかなあ。
そうです。この日、本当にたくさんの方々が国会周辺の駅に降り立ったのでした。

だから
あきらめて私はわざわざもういちど改札をくぐって赤坂見附の駅まで行き、
そこはさすがにデモの方はいなかったので
空いていたトイレに行ったのでした。


そんなこともあって開始時刻少し前に着いてしまったため、
とにかく道はすでに人でいっぱい。


国会に来るのも二回目だったので、慣れてきて
「もう少し歩いて良い場所を見つけよう」と歩き出しました。

でも

おまわりさんたちが

「これ以上は危ないです。」と
おっしゃるので、私は言いつけを守って、ちゃんと歩いていました。


でも

ツイッターで知り合ったmihoさんという方が(母校が一緒)
偶然その日国会に先についていらして
「正門前はまだ空いてますよ。」
と教えて下さいました。

あまり沢山の方が国会前に集まったら確かに危険というのも分かります。
一方、それを口実に
国会前に人がたくさん集まっている様子を新聞社などに撮影されたくないという本音もあるのだろうと思いました。
あの日、国会正門前だけでなくその周辺の歩道という歩道を多くのひとびとが埋め尽くしていたのが本当のことです。



とにかく私はmihoさんの情報を元に
またゆっくり歩いて行きました。


国会前は

お祭りのような賑わい。

歌っている人達。

ラップ調で、主張を訴える人達。

スピーチをする人達。それぞれです。同時多発。

そんな中を多くの人達が黙々と、あるいは「戦争法案ぜったいハンタイ」と唱えながら歩いています。

雨の中なのに

「かさは危ないのでできれば閉じて下さい」という自主的な声かけに従って

せまい道では傘をささずに歩く方々も多かったです。

人で一杯の狭くなった道でもお互いが譲り合っていました。


平和を訴える人達が
平和に言葉で主張する


「だからこそ説得力がある」と、個人で参加している私は思いました。


いろいろな団体の方々や若い方々ママさん達
それぞれが違う雰囲気なのです。

同じ「安全保障関連法案への危惧」という一点のみで一致しただけ。
あとは、ある意味ばらばらなのだけれど
ひとつになっている姿。

それも、日曜日の原宿よりずっと混雑。それも小雨の中。

こんなにも大勢が集まっているんだ。。。その姿その場にいることになぜかうっかり感動してしまいました。

(行ってから知ったのは、この日、このデモに私の知り合いが少なくとも4人はいたのでした。それもとてもうれしかった。もちろん全然うちあわせなんてしていません。あれだけの混雑だったからもちろん全然合えませんでしたし。)



こういう事は感情に流されてはいけないような気がするのです。

デモに熱狂するのは、それはそれで危ないと思うのです。

なのですが、私も人間。いちおう血が流れていますので

やっぱり熱いものを感じたのはそれは確かな事実なのです。



だからこそこうして、あれからもう2週間も経ったのに記事を書こうという気持ちになっているのです。



今までデモになんて一度も参加しなかった私が
なんの団体にも属さず一個人として

参加した国会前のデモ。

法案が通ってしまう可能性は大きくて、その事に無力感をもっています。

でも

あきらめないで粘り強くつぎに自分ができることは何なのか

考えて行きたいです。


今の選挙の制度が

どうしても、某政党に有利にできているのだろうとは思いますが


まず

多くの方々が選挙に行き

ご自分でよく考えて投票に行く方々が奇跡的に増えたなら


奇跡は起きるかも知れない。そう思って自分はあきらめないでいきたいです。


上田薫先生も

「敗北の美しさ。」とよく言われています。


負けに決まっていても

どう負けるかがだいじなんだ。と。





8月31日・・・そして準備出勤。いよいよ子ども達との再会です。
by nanaco-bookworm | 2015-09-13 20:03 | 同志 | Trackback | Comments(0)

日々の生活で感じたことや読んだ本のことなどを書いています。コメントもいただけると嬉しいです。


by nanaco-bookworm
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31