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9月に読んだ本~光のうつしえ/朽木祥他一冊~ 少年時代/ロバート・マキャモン

9月に読了したのは2冊だけ。

①「光のうつしえ/朽木祥」は、ブロガー仲間のネムリコさんお薦めの本です。
「広島の原爆を風化させてはいけない。伝えて行かなくては」と再確認させられた本でした。

著者である朽木祥さんが、私が読書メーターに書いた感想コメントを、
ご自身のツイッターのお気に入りに登録して下さいました。

とても感激しました。福島の事もそうですが「風化させてはならないのだ」と思います。
伝えて行かなくては。


②今読んでいるのはロバートマキャモンの「少年時代」。

翻訳を読み取るのに2.3回繰り返して読まないと読み取れません。
自分の読解力が加齢で低下したのかな?
それか、この本の難易度が高いのかな。

でも、評判が良いし読書を通じて知り合った別の方からも絶賛されているから
がんばって亀のペースで読み中。

一文に含まれている情報量が多いのです。
描写が細かくて、まるで画家のようなのです。

少年時代のエピソードが各章に描かれています。
登場人物が多くて外国の名前だし覚えきれなくてたいへん~~。

ロバートマキャモンさんはひとりひとりのキャラクターの風貌について実に細かく観察して描いてらっしゃいます。

12歳の男の子の冒険心や想像する心、不安やときめき。が描かれていて、読んでいてワクワクしたり
男の子の成長を慈しみたくなる気持ちになります。私の関わる身近な男子を、思わず目に浮かべながら読んでます。


読みづらくもあるけど、途中で放り出したくない本です。


2014年9月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:404ページ
ナイス数:27ナイス

なぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのかなぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのか感想
この本を読んでいたら夫が「疲れるほど仕事してないって事は大して一流じゃない人なんじゃないの?」と横やりを入れてきました。そうかもしれないけれど、私は別に一流になりたくて読んだのではなく、疲れを翌日に持ち越さずコンディションを最高レベルに保ちたくて読んだのです。この本の結論はレコーディングが大切という事だろう。なので最近はスマホのメモ機能を利用して、自分の体調を◎△などと記録してます。けっこう参考になる本でした。
読了日:9月13日 著者:裴英洙
光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島感想
表紙の灯籠の絵が美しい。「無辜の民とは非戦闘員のこと、罪もない市民のことです。君たちはどうかこのまま加害者にも被害者にもならないで生きていってほしい。そして、決して傍観者にはならずに、あの戦争で起きたこと、廣島で起きたことを伝えていってほしい」。吉岡先生からの手紙には廣島の原爆で亡くなった方々の魂が遺言のように込められていると思う。風化し、伝わりにくくなっていくけど「伝えて行きなさい」と警告を受けた気がした。まだ戦争から帰ってきた方々が多くいらっしゃった日本で、反戦の空気を吸って育った私なのだから。
読了日:9月13日 著者:朽木祥

読書メーター
少年時代の情報はこちらです。
ネムリコさんの記事はこちらです。
by nanaco-bookworm | 2014-10-04 18:37 | 読書 | Trackback | Comments(0)

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