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「内部被曝の脅威」感想⑨~おわり~

この夏

初志の会の分科会で
中学の授業での
『原発の単元』について考える機会をわたしは
持つことができた。



教師の立場にいる者は
中立でなければならない。


そして、しっかりと
いろいろな角度から
事実を知り
深く深く考えておかなくてはならない
と思う。

そう思ったら
授業するのだって、こわくなる。



でも


こわいからといって

逃げるわけにも行かない。


だからといって

偏った軽はずみなことはできない。




まず私にできることは教えることよりも
自分自身が知ることからじゃないか。

自分自身がもっと勉強して原発や放射能のことを追求していくことじゃないか。

そんな気がしてならない。


しかし、
夫は

「DNAのことや科学(医学)のことはプロに任せて目の前の子供達と誠実にすごしていくとが一番重要じゃないか」
と、先日も言っていた。


それもわかる。
だって私はその道のプロじゃない。

いくら内部被曝の事実を知っても
私は医者でもない。研究者でもない。政治家でもない。
どうしようもないのだ。





そう。だから、
理屈では自分は
目の前の子達や家族を大事に生きていくしかない
とわかっている。


なのに



それだけでよいのか
と、やっぱり思ってしまうのだ。


こういうことをマジメに書く事が
危険な思想の持ち主?みたいに
受け取られがちな風潮があるのかもしれない。
よくわからない。


そして


私には思い込んだら視野が狭くなるところがある。

だからこそこんなふうに思いつめたような(でも実際はかなり幼稚っぽいかも。)文章を書くんだろう。

科学者が、この文章を読んだら目も当てられないのかもしれない。

だから恥ずかしい、といえば恥ずかしい。





それでも
ただの幼稚な感想だとしても

書かないことは
何かから逃げることになるような気がした今年の夏だったのだ。



こんな長い文にしたのは、
読んで自分の心にしまっておくだけではいけない。


と、この本を読んで思ったから。

夏の初志の会で、ご縁があって原発を教材化した分科会に出会ったから。



こんな長い文を書くだけで疲れ果ててしまいました。
だけど
この夏の自分の個人的な宿題だとずっと思っていました。



きっと、
最後まで読んだ方も珍しいことでしょう。


もし、ここまで読まれた方や
私の幼稚な文章が疑わしい方には

ぜひ
この本を手にとっていただきたいと思ってます。




なにしろこの本を東日本大震災の起きる前
2005年に出版されているのです。
今までも、いかに私が深く考えていなかったかを思い知らされる本でありました。 おしまい。(尻切れトンボ的ですが、うまくまとまりません。)


この文を書くのに、お盆過ぎ頃から数日間かかりました。何度も直して。なんか、宿題をやってる感じ。その割にはやっぱりなんか抽象的だよなあ・・・。だけど、こんな記事でも自分では結構、アップするのに勇気がいりました。しろうとだしワケワカッテナイノニエラソウナコト言ッテンジャネエっていう気持ちが自分にもあるし。でも、ま、いっか。アップします!

でもやっぱりテーマが大きいから言い尽くせなった気もします。まあ、じっくり考えていきたいです。もちろん日々の小さなできごとや、自分の仕事や家族、自分自身の楽しみも大事にしながら。

by nanaco-bookworm | 2012-09-08 07:55 | 震災 | Trackback | Comments(0)

日々の生活で感じたことや読んだ本のことなどを書いています。コメントもいただけると嬉しいです。


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