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12月に読んだ本

「ローマ人の物語」と「マニャーナの法則」が面白かった。女性の医学は、とあるお店に置いてあり、自由に貸し出ししてくださるシステムだったので、借りた。そもそもコレステロールの薬を飲み続けるかどうかで、手に取った。近藤誠氏の主張はある意味過激ではあるが、すごく説得力もあると思う。

12月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:951
ナイス数:27

もう、だまされない!  近藤誠の「女性の医学」もう、だまされない! 近藤誠の「女性の医学」感想
抗がん剤は毒。健康な細胞まで叩きのめす。医療従事者も抗がん剤を扱う時は防護する。手術で余命が短くなる。たとえ手術したとしても、転移するときは転移する、ならば体にダメージのある手術をしない方が良い。手術すると逆にガン細胞が暴れる。それでもあなたはがん治療しますか?と問うている本。読みやすいのは文章が上手だから。人に伝えたい事を伝えやすく書けるのは相手のことを想像する能力が近藤誠氏にあるから。人の死生観にも関わる、近藤誠氏のこの説に説得力ある。でも、治療を一切受けないのも勇気が要るだろうな。というのも本音。
読了日:12月31日 著者:近藤 誠
ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下) (新潮文庫)ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下) (新潮文庫)感想
世界史日本史どちらにも疎いので勉強のため読んでいる。読むのにすごく時間がかかる。でも、長い長い歴史の話をそんなに短い時間で読めるわけもない。にしても読むのに時間がかかった。紀元前の話なのに、長続きする政治のシステムとか、開放的で戦争で勝った相手国を同化させるアイデンティティがローマを長続きさせたという説明が現代にも通じるように感じられ、興味深かった。
読了日:12月23日 著者:塩野 七生
マニャーナの法則 明日できることを今日やるなマニャーナの法則 明日できることを今日やるな感想
例によって時間術の本を読み続けている。その中でもこれは結構いける。to doリストではなくクローズリストをつくる、という考え。デッドラインを決めて、時間がきたら途中でも辞めて退勤するというもの。また、急に入った仕事はやりたい衝動を抑えて絶対その日にやらないことが大事。この作戦結構効果的。この1週間必ず朝6時半ごろ出勤し必ず午後7時に退勤できた。でも、雑務処理に効率化を求めるあまり1番大事な、クライアントへの対応が疎かになる事は厳禁。さらに、理想は水曜日もっと早く退勤して木金に疲れをためないようにしたい。
読了日:12月16日 著者:マーク・フォースター
対話の害対話の害感想
そもそも調子よくぽんぽん話し合いが進む授業への疑問があった。堀川の対話を聴き合うしっとりした授業への憧れがある。その一方安東小の野性的な対話授業にも惹きつけられた。だから、池田久美子さんや宇佐美寛さんは、そこをも批判しているのか興味があり本を手に取った。同僚が机上に置いていたので借りた本。マイケルサンデル氏のように学生をちょっとだましているような性急な授業を批判している。考え考えながらの自由度の高い対話授業を批判しているわけでは無いことを知り安心した。大人に騙されない子を私は育てているだろうか。
読了日:12月02日 著者:宇佐美 寛,池田久美子

読書メーター

by nanaco-bookworm | 2018-01-03 15:13 | 読書 | Trackback | Comments(0)

日々の生活で感じたことや読んだ本のことなどを書いています。コメントもいただけると嬉しいです。


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