1月に読んだ本
2017年 02月 04日
2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:833ページ
ナイス数:105ナイス
沈黙 (新潮文庫)の感想
映画を観る前に読み終えようとしてようやく今読了。でも、映画を観るかどうか迷う。悲惨な壮絶な拷問から目をそらしたくなりそうで。私なら踏み絵を踏んでしまうだろう。まずは生きる事が先決と思ってしまう。だけど例え表向きは妥協したかに見えても心の中までは縛られない。その気持ちがあることが大事なんじゃないか。信仰に限らず自分の中の信念とか貫きたい志をもち続ける上で。
読了日:1月21日 著者:遠藤周作
コンビニ人間の感想
売れているわけがわかる。とても簡単に読み進められる。でも、こういう物の捉え方をする方が書いた小説はこの世に初めて出たのでは?と思うような小説だった。でも本当は世の中には村田沙耶香さんのように生きづらさを感じている方は多くいて、その方の代弁がこの本でされているんじゃないか。
読了日:1月4日 著者:村田沙耶香
閉鎖病棟 (新潮文庫)の感想
最初は、つまらない本なのかなあ。。とがっかりしながら読み進めていた。が、徐々に病棟の人達に馴染んでいった。どんな人でも生活を共にすれば理解も深まるだろう。精神科の病棟にいる人たちも何ら変わらない。お医者さんである帚木蓬生さんの患者への慈しみが伝わる本だ。しみじみしつつドラマティックな展開と底に流れる人への愛。丁寧な人物描写。最後まで読んでよかった!心からそう思える。死刑や殺人、贖罪などの重いテーマを含みつつ読後しみじみ優しい気持ちになれた。
読了日:1月4日 著者:帚木蓬生
読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:833ページ
ナイス数:105ナイス
沈黙 (新潮文庫)の感想
映画を観る前に読み終えようとしてようやく今読了。でも、映画を観るかどうか迷う。悲惨な壮絶な拷問から目をそらしたくなりそうで。私なら踏み絵を踏んでしまうだろう。まずは生きる事が先決と思ってしまう。だけど例え表向きは妥協したかに見えても心の中までは縛られない。その気持ちがあることが大事なんじゃないか。信仰に限らず自分の中の信念とか貫きたい志をもち続ける上で。
読了日:1月21日 著者:遠藤周作
コンビニ人間の感想
売れているわけがわかる。とても簡単に読み進められる。でも、こういう物の捉え方をする方が書いた小説はこの世に初めて出たのでは?と思うような小説だった。でも本当は世の中には村田沙耶香さんのように生きづらさを感じている方は多くいて、その方の代弁がこの本でされているんじゃないか。
読了日:1月4日 著者:村田沙耶香
閉鎖病棟 (新潮文庫)の感想
最初は、つまらない本なのかなあ。。とがっかりしながら読み進めていた。が、徐々に病棟の人達に馴染んでいった。どんな人でも生活を共にすれば理解も深まるだろう。精神科の病棟にいる人たちも何ら変わらない。お医者さんである帚木蓬生さんの患者への慈しみが伝わる本だ。しみじみしつつドラマティックな展開と底に流れる人への愛。丁寧な人物描写。最後まで読んでよかった!心からそう思える。死刑や殺人、贖罪などの重いテーマを含みつつ読後しみじみ優しい気持ちになれた。
読了日:1月4日 著者:帚木蓬生
読書メーター
何と言っても、「沈黙」が強く心に残ってる。映画も観られたから。
by nanaco-bookworm
| 2017-02-04 21:34
| 読書
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