クロワッサンで朝食を

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9月の3連休の時、「クロワッサンで朝食を」

という映画を見に行った。




大富豪の寡婦である高齢の孤独な老女性フリーダ。


彼女のもとへ母を亡くしたエストニア人の中年女性アンヌが家政婦としてやってくる。


最初は家政婦アンヌに冷たい仕打ちをしていたジャンヌモロー扮するフリーダが徐々に心を許し、交流していく話。


かなりおおざっぱに言うとそんなあらすじ。



観てから、もう半月以上経つが

余韻が残るのでやっぱり感想を書き止めよう


と思った。



一番身につまされたのはこの老女の姿が決して人ごととは思えなかったこと。




仕事にかまけ、

地域の方々とのふれあい(ご近所づきあい)といえば

娘の小学生のときの子供会役員や卒対役員、
・・・程度の交流しかないまま

こんな年齢になってしまった私。





私が83歳になったとき、夫より長生きしたとして(←うん、そんな気がする。)
私にも孤独な日々が待っていない
といったい誰が

保証することができるだろう。




この映画では、

孤独でわがままに見えるジャンヌモローの生き方を

ある意味「自由奔放でよいもの」として解説していた、パンフレットで。


それを読んで
え?じゃあ私もこうやって孤独な老後でいいってわけ?



と思った。やっぱり孤独すぎるのはつらいんじゃないだろうか。


今まで仕事を通じて様々な人たちと関わってきて、

人間関係だって

決していつも順風満帆だったとは思えない。





人並みにつらい思いをしたこともあるしいつも楽だったわけではない。






ということは、83歳になって仕事から引退していたとしても



同様につらいときもあれば楽しい時も待っているということか。



ならば


あまり先のことをくよくよ考えすぎてもどうしようもない。





と言いつつ


いざ実際に83歳になってから



「こんなはずではなかった。」

と思うのはいやだから



今からきっとおりに触れてこれからもこんなことを考えていくんだろうなと思う。



上田薫先生は

歳をとるということは艱難辛苦の日々だ


とおっしゃっているから、


やっぱりそんな楽観はできないのだろうとも思う。





それにしても


フランス映画っていいな。



日本と全くちがう景色やインテリアが見られてとても新鮮。

「クロワッサンで朝食を」では

パリの街がよかった。


決してハリウッド映画のような派手さはないのだけど自分の心の琴線に触れる映像だった。


いいなと思った映画がフランス映画であることが多いことにふと気づいた今日この頃だ。
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by nanaco-bookworm | 2013-10-06 01:25 | ドラマ・映画・テレビ・演劇 | Trackback | Comments(0)

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