27回忌
2012年 08月 26日
夫の父の27回忌の法事を京都の宝ヶ池で
今日、ささやかに、とりおこないました。
夫の父は52歳の若さでなくなりました。私は、だから会ったことがありません。(厳しい方と聞いたから生きていたらとろい私は、結婚許されなかったかも!?)
義母が今日
法事の終わりの言葉の時
「けんかもしたけど、いい人だったと思います。」と心を込めて強く言い切ったのを聞いたとき
なんだかじいんとして涙が出ました。
身内だけのささやかな法事とはいっても
お墓が京都にあるのです。
なのに
身内はみんな関東に住んでいるのです。
だから
みんな大移動です。
今日も京都は暑かった。
昨日はせっかく京都にきたからと御縁のある方々のお宅に、夫に
人と人とのつながりを再確認できたという意味では
心の満たされた旅になりました。一緒にいた娘にとっても刺激的だったんじゃないかな。
「ちきりや」(お茶のお店です。最近レストランも始めました。)も
御縁のあるお店です。
ちおん舎の方も、ご縁がある方。
イベントスペースとして
管理運営していらっしゃるとのこと。
(看板の文字はご主人が書かれたそうです。)
この方も、まさか奥の部屋まで通してくださると思ってもみなかった方です。
手土産も、だから持参しなかった。
でも、
ここに至るまでのいろいろな思いを私たち家族に伝えてくださった。
そしてそのご縁を大事にしたいとの思いが伝わってきた。
いろいろご苦労されたのだけれど
ご先祖様を大事にするとか
毎日の整理整頓やそうじをおろそかにしないとか
そういったことをするようになったら
道が拓けてきた
そんなことを熱く語られていました。
奥には茶室がありました。
また、
ファミリーギャラリーがありました。
それから
学生さんたちが集まって
政経塾みたいな勉強会をしていました。
入口には
小さなアートショップがあり
作品が展示されてました。ちおん舎
木島櫻谷、ちおん舎、この二つに共通していたのは
ご苦労があって今があることでした。
人とのつながりを大事にしたいという思い。
夫の縁者あるいはルーツを訪ね歩く旅に結果としてなってしまって
心が充実する一方
では夫側でなく私側の縁者をわたしたち家族は大事にしているのだろうか。と、ふと胸が痛む思いも湧きました。
私も私の親類縁者を
これまで以上に意識して大事にしたい。
そして
お墓のことも含めてちゃんと考えていかなきゃいけないな
と思い知らされた旅でした。
by nanaco-bookworm
| 2012-08-26 21:40
| 人と人とのつながりについて
|
Trackback
|
Comments(0)