「われわれはなぜ死ぬのか・柳澤桂子・ちくま文庫」読了
2011年 01月 22日
「死ぬ」ということは、悲しいことではなく、宇宙にもどること。書かれたことをこんな風にあまりにもおおざっぱに簡単にまとめると味気ないのだが
死も生もつながっている。
それでも死を恐れるのが人間。
お互い心を通わせあい深く相手を思いやることが生の証。
実際の本書の内容はそんなことはない。
生命科学の視点で説明しつつ生命と死について書かれている。
分子やDNA、酵素、細胞、ミトコンドリア、アポトーシス・・・。
文系の私には難解な語句も多く、正確に読み取れていないことも多いだろうけれど、
上質な味わいのある本でした。
※「nanaco-bookwormの読書メーター」に書き込んだものをコピペし加筆修正しました。われわれはなぜ死ぬのか
by nanaco-bookworm
| 2011-01-22 15:43
| や行
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